写真のレタッチについて目の前にあることを、記録することが写真の役割だったのですが、
デジタル写真が台頭し、写真表現が多様化して
あたらしい時代に入ったと感じます。
私は、写真を加工することは、まったく否定しません。
写真は、本来何のために撮られるのか、だれに、どこで見せるのか、
によって、その姿を変えるべきだとも考えています。
つまり、撮影したときのイメージを、より一層鑑賞者に伝えるために
みせ方を工夫する要素として、
写真の加工は逆に有りだとも考えます。
アナログ時代の、カラープリントやモノクロなども
イメージを増幅させるための、まっとうな加工だと思っています。
実際、私が、ここにアップしている写真も加工していますし、
モノクロのポートレート作品は、撮影して10分ほどで
何気にお渡ししていますが、素人の方は想像できないくらい
めんどくさい処理をしています。
(今までの写真集の撮影に関しては、
モデルの方にすぐにお渡しして、なるべくページの流れを
早く共有するために、ほとんど、加工はしていませんでしたが、、)
ここで、気をつけなければいけないのは、デジタル処理でどこまで
やるか、、です。
空振りしたバッターの写真にワンクリックで、
白い点を入れれば
ホームランになります。
星ひとつみえない夜空に、クリックしまくれば、
満点の夜空になります。
無かったものを、書き足したり、あるものを消すというのは
写真ではなくて、コンピューターグラフィックといえるのかもしれません。
ただ、、ここで、問題なのは、、SSの場合は、、
レタッチで描き足さなくても、
白い玉をrezすればホームランですし、、
advanceのdeliete objectを使えば、
存在しているものも消えてしまいます。
つまり、なんでもできちゃうわけですww
結論w
モニターそのままにSSフォーマットで撮影したものも、
テクスチャーで撮影して、イメージの増幅として、明るさ、色味等を
加工したものも、差別化する意味が無いってことですね、、w
ばりばり加工したものを板に貼って、SSフォーマットで撮れるし、、
ごめんなさい、、収集つかなくなりました、、、、
ただ、写真というものを仕事にしてる私から一言だけ、、、、
「眼に見えるものを、写し止めて、
鑑賞することが出来る写真という行為は、
おそらく人間と神だけに許されたものです。
人として恥ずかしくない"写真"を撮ることも、
とても大切なことだと思っています」
ww
一年前、頭上から降り注ぐプリムの塊テロにも負けず、
写真撮りましたw
ノーレタッチ!!あ、額はつけたw