Tuesday, October 14, 2008

写真のレタッチについて

写真のレタッチについて

目の前にあることを、記録することが写真の役割だったのですが、
デジタル写真が台頭し、写真表現が多様化して
あたらしい時代に入ったと感じます。

私は、写真を加工することは、まったく否定しません。
写真は、本来何のために撮られるのか、だれに、どこで見せるのか、
によって、その姿を変えるべきだとも考えています。
つまり、撮影したときのイメージを、より一層鑑賞者に伝えるために
みせ方を工夫する要素として、
写真の加工は逆に有りだとも考えます。
アナログ時代の、カラープリントやモノクロなども
イメージを増幅させるための、まっとうな加工だと思っています。

実際、私が、ここにアップしている写真も加工していますし、
モノクロのポートレート作品は、撮影して10分ほどで
何気にお渡ししていますが、素人の方は想像できないくらい
めんどくさい処理をしています。
(今までの写真集の撮影に関しては、
モデルの方にすぐにお渡しして、なるべくページの流れを
早く共有するために、ほとんど、加工はしていませんでしたが、、)

ここで、気をつけなければいけないのは、デジタル処理でどこまで
やるか、、です。
空振りしたバッターの写真にワンクリックで、
白い点を入れれば
ホームランになります。
星ひとつみえない夜空に、クリックしまくれば、
満点の夜空になります。
無かったものを、書き足したり、あるものを消すというのは
写真ではなくて、コンピューターグラフィックといえるのかもしれません。

ただ、、ここで、問題なのは、、SSの場合は、、
レタッチで描き足さなくても、
白い玉をrezすればホームランですし、、
advanceのdeliete objectを使えば、
存在しているものも消えてしまいます。

つまり、なんでもできちゃうわけですww

結論w
モニターそのままにSSフォーマットで撮影したものも、
テクスチャーで撮影して、イメージの増幅として、明るさ、色味等を
加工したものも、差別化する意味が無いってことですね、、w
ばりばり加工したものを板に貼って、SSフォーマットで撮れるし、、

ごめんなさい、、収集つかなくなりました、、、、
ただ、写真というものを仕事にしてる私から一言だけ、、、、

「眼に見えるものを、写し止めて、
鑑賞することが出来る写真という行為は、
おそらく人間と神だけに許されたものです。
人として恥ずかしくない"写真"を撮ることも、
とても大切なことだと思っています」

ww

一年前、頭上から降り注ぐプリムの塊テロにも負けず、
写真撮りましたw
ノーレタッチ!!あ、額はつけたw

3 comments:

kyota said...

これ!覚えてるよ、懐かしいねー。
私は二度目だったから、そんなにショックはひどくなかったんだけど、バークさんは初めての体験だったんだよね。すごいびっくりして撮影していたよねー(今考えると、初々しいバークさんでしたw)。

YuNEO Nagy said...

同感ですね
SLのSSを作品の素材としてしか捕えていないような作品は、どうしたものかと思います。
面白いとは思うし、素晴らしい作品も多いのですがね。
ビューワという道具を用いて限界に挑戦し得られた結果=SSをまず大事にすることが、今現在のSLをSSとして残していく上で大事なんじゃないかな、と
僕も加工を加えてますが、あくまでも素に足りないところを隠し味的に程度を心がけてます^^
たまに大幅に色味変えることもあるんだけどね~~~w
言い訳っぽい初カキコでした。
今後ともよろしくです^^/

bark Aabye said...

きょうたさんwwそうそう、、
このとき、知り合いがあやとらさんしかいなくて、、、、
でも、来てくれたのに、、写真撮ってた、、しかも、、
降ってくるプリムと一緒にとびおりながらww
なつかしいww

ゆねさん、まいど~w
んだね~フィルム時代も、ネガ焦がしたり、現像液むちゃくちゃしたり、フィルム腐らせたり、、いろんなことやってた歴史
あるしね、、いまは、自分の写真を探るっていうか、
臆せずいろんな表現を、、試す時期だね、、SS
こちらこそ、よろしくお願いしますw